大阪市中央区 システムソフトウェア開発会社

営業時間:平日09:15〜18:15
MENU

Lazarusを触ってみた。

著者:高木信尚
公開日:2019/06/02
最終更新日:2019/06/02
カテゴリー:技術情報

高木です。こんにちは。

先日のブログでも書いたように、この週末はLazarusを少しだけ触ってみました。
勉強したといっても本当に触りだけで、まったくといっていいぐらい大したことはありません。
本来なら週末は「C++でC風ライブラリを作る」の連載を書くところなのですが、今回はLazarusネタを書くことにします。

LazarusはRaspberry Piで使うことを想定しています。
なので、WindowsやMac OSではなく、Raspbian上で触ってみることが重要です。

とはいえ、自宅でRaspberry Piの実機を触るのはいろいろ問題があって(家庭の事情なので詳細は割愛しますが)、今回はRaspberry Pi Desktopを使うことにします。
Raspberry Pi Desktopの環境は、以前から手元のVMware Workstation上に構築しています。
なので、Lazarusを使うためにapt-getコマンドでLazarusをインストールしました。
インストール自体はあっさり終わったので特筆すべきことはありません。

IDEを起動してみると、昔懐かしい初期のころのDelphiやC++ Builderを彷彿とさせる画面が現れます。
DelphiもPascalもほとんど忘れてしまっているので何をやるにも手探りの状態ですが、それでもフォームに部品を配置して、イベントハンドラを書くことぐらいはできます。
イベントハンドラは書けても、具体的なハンドラの中身については試行錯誤が必要になります。

普段から馴染みのない開発環境を使う場合は、私も新人も大差はないようです。
伊関が普段から書いているブログは、彼の素人感あふれるよさがあるわけです。
しかし、ことLazarusに関しては、私も伊関の今の状況と大差ない気がします。
いや、むしろ伊関のほうがマシかもしれませんね。

今回作ったのはHello. World的な「Hello Lazarus」だったの本当にどうでもいい内容です。
それでも、私も土日にいろいろやったんだというアリバイ作りのためにコードを貼っておきます。

unit Unit1;

{$mode objfpc}{$H+}

interface

uses
  Classes, SysUtils, FileUtil, Forms, Controls, Graphics, Dialogs, StdCtrls;

type

  { TForm1 }

  TForm1 = class(TForm)
    Button1: TButton;
    Label1: TLabel;
    procedure Button1Click(Sender: TObject);
  private
    { private declarations }
  public
    { public declarations }
  end;

var
  Form1: TForm1;

implementation

{$R *.lfm}

{ TForm1 }

procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
begin
     Close
end;

end.

深いことは追究しないでください。

    前の記事 :
    次の記事 :
    上に戻る